2024年10月3日放送 10:05 - 10:55 NHK総合

キャッチ!世界のトップニュース
ブラジル

出演者
望月麻美 中川栞 
(オープニング)
オープニング

オープニング映像と挨拶。

(ニュース)
空爆被害地区は

レバノンではイスラエル軍による空爆も続いている。ヒズボラの民兵の立ち会いのもと被害を受けた首都ベイルートの町の様子を取材。ベイルートでは今、イスラエル軍がヒズボラの幹部を追い詰めている。イランを後ろ盾とするヒズボラはレバノンのシーア派共同体から支持を得ている。イスラエルは標的となった建物はヒズボラの隠れ場所になっていたとしているが町の住民は、これを否定。

キーワード
ヒズボラレバノン
自国民をレバノンから退避

中東地域の緊張が高まる中欧米各国は今後、戦闘がさらに激しくなるおそれがあるとしてレバノンからの自国民の退避を進めている。このうち、レバノンに数千人の自国民がいるとみられる英国政府は、首都ベイルートから英国に退避させるためのチャーター便を初めて運航した。夜遅く、レバノンから退避する人々を乗せた最初のチャーター便がバーミンガム空港へ着陸した。レバノンの空港にはチャーター機への搭乗を待ちわびている人たちがいた。レバノンには今も英国国籍を持つ4000人から6000人が残っているとみられる。

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イギリスレバノン英国放送協会
ウクライナ軍の防衛拠点 陥落

ウクライナへの軍事侵攻を続けるロシア軍が東部の要衝ポクロウシクに進む中、ウクライナ軍の防衛拠点の一つウフレダルを陥落させたとみられている。これを受けて、ロシア軍の攻勢が一層、強まることが懸念されている。ロシア軍が今、目指しているのはポクロウシクの制圧だが、前線への物資供給を決定づけるのはウフレダル。ゼレンスキー大統領はこれまで重要拠点を失ったことに言及していない。ウクライナは、より多くの男性を動員したいと考えているが十分ではないという意見がある。より多くの人員と外国の軍事企業からの支援をゼレンスキー大統領は今、求めている。

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ポクロウシク(ウクライナ)ロシア連邦軍ヴォロディミル・ゼレンスキー
テレビ討論会は”友好的”

来月の米国大統領選挙に向けて民主党・ウォルズミネソタ州知事と共和党・バンス上院議員による副大統領候補のテレビ討論会が行われた。米国ABCは討論会について友好的で礼儀正しさが際立ったとしたうえで討論会後の世論調査で誤差の範囲ながらバンス氏が優勢だったと伝えている。握手で始まったが移民問題を巡り議論は白熱した。両候補とも討論会で勝ったと主張した。専門家は礼儀正しさが際立ったという。

ワールドEYES
政治的分断続くブラジル

ブラジルでは8月最高裁判所がSNSのXについて偽情報を拡散するアカウントの規制に応じなかったことなどから、国内でのサービスを停止する命令を出しXが使えなくなっている。これに批判の声を上げているのがブラジルの前大統領。一方、停止に賛成する意見も多く世論が二分。大きな議論となっている。

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Xジャイール・ボウソナロルイス・イナシオ・ルーラ・ダ・シルヴァ連邦最高裁判所
ブラジルでX停止 背景に政治的分断

ある世論調査によると、前回の大統領選挙でルーラ大統領に投票した人のほとんどは、「最高裁の決定を支持」と回答した一方、ボルソナロ前大統領に投票した人のほとんどが最高裁の決定に「反対」と回答したという。こうした政治的な分断が際立ったのが前回の大統領選挙のあとに起きた事件。去年1月、ボルソナロ前大統領の支持者たちが連邦議会や大統領府などを相次いで襲撃。施設の一部を破壊した。この襲撃事件でブラジルの最高裁判所はクーデター未遂などの罪でこれまでに、200人以上に有罪判決を出している。またボルソナロ前大統領が事件に関与したかどうかについての捜査も行われている。事件に関する捜査や判決を巡ってボルソナロ派の議員とルーラ派の議員の対立が続いている。ボルソナロ前大統領が所属する政党などは有罪判決を受けた人たちの恩赦や最高裁判事の弾劾を求めている。一方、ルーラ大統領が所属する政党の議員は事件に関わった人々への処罰は当然だと主張している。ブラジルの政治情勢に詳しい研究者は政治的な分断の解消の兆しは見えないとしている。

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Xサンパウロ(ブラジル)ジャイール・ボウソナロブラジリア(ブラジル)ルイス・イナシオ・ルーラ・ダ・シルヴァ
襲撃事件の余波 / Xへのアクセスは / 今後 政治の分断は

ブラジル・サンパウロから中継。政治的な分断は深刻で、ルーラ大統領の支持者は襲撃事件について民主主義への攻撃などと非難している。一方ボルソナロ前大統領の支持者はクーデター未遂ではなく参加者の逮捕は不当だと主張している。そのため双方の和解や分断解消への道は遠いと感じるとのこと。また今後は最高裁が再びXへのアクセスを認めるかが焦点となる。

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Xイーロン・マスクサンパウロ(ブラジル)ジャイール・ボウソナロブラジリア(ブラジル)ルイス・イナシオ・ルーラ・ダ・シルヴァ
(ニュース)
”感情を理解できる”生成AI

マイクロソフトはAIコンパニオン、CopilotをUPデートした。新築祝いの贈り物についての質問の答えを紹介。人や友達とのやりとりのように対応する。マイクロソフトは事実を知っているだけでなく、生活に役立つ情報を提供するという。マイクロソフトによると相手の感情を理解する能力が高いように設計されているという。将来的には利用者に代わって行動することができ、スケジュール管理や病院に付き添いメモも取ってくれる。人生の重要な決断にAIが助言してくれる機能も開発中で、AIは自立的な行動がみられるようになるという。

(エンディング)
あすは

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エンディング

エンディングの挨拶。

自然との共生を

米国・ニューヨークに現れた象のアート。人と動物の共生を伝えるため全米各地で展示販売している。南インドの先住民族の職人たちが実在の象をモデルに制作。素材には在来植物を脅かす外来種の植物が使われている。収益は自然保護活動を行うNGOに寄付される。

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ニューヨーク(アメリカ)
(告知)
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