- 出演者
- 望月麻美 中川栞
オープニング映像が流れた。
イスラエル最大の工業都市・テルアビブの9時間前の映像が流れた。イランから発射されたミサイルと見られる光が確認できる。中東情勢は新たな局面を迎えている。
- キーワード
- イランテルアビブ(イスラエル)
米国大統領選挙に向け、副大統領候補によるテレビ討論会が、日本時間の今日午前10時から行われている。ハリス副大統領とトランプ前大統領の支持率がきっ抗する中、それぞれを支える副大統領候補が。自らの陣営の強みをどこまでアピールできるかが焦点。ウォルズ副大統領候補とバンス副大統領候補の討論会では国内問題に加え中東に関する質問が出るだろう。イランのミサイルがイスラエルに降り注ぐ中、ハリス氏は、ホワイトハウスで危機管理にあたるシチュエーションルームの大統領の隣で、リアルタイムで展開を見守った。一方、トランプ氏は、ウィスコンシン州で中東での緊張の高まりはバイデン・ハリス政権のせいだと非難。トランプ氏は、選挙に勝ったら世界に平和をもたらすと言っているが、どのようにかは説明していない。
ロシアによるウクライナ侵攻が続く中、NATO(北大西洋条約機構)の新しい事務総長に、オランダの前首相のルッテ氏が就任した。ルッテ新事務総長は、ウクライナ支援に引き続き力を入れることを強調するとともに、ロシアに対して中国が、軍事目的にも転用できる部品などを供給しているとして、中国の役割に警告を発した。10年間NATOを率いたストルテンベルグ前事務総長は、「平和のための代償を支払う覚悟がなければならない」と、退任演説で強調した。加盟国の結束を維持することも、ルッテ氏の重要な課題で、米国大統領選挙の勝者が誰になるかも注目される。交渉の達人として有名なルッテ氏は「どちらの候補者とも話ができる」と話している。
軍事境界線を挟んで対じする韓国と北朝鮮。世界に残る数少ない分断国家。過去に何度か、統一に向けた取り組みが行われてきたが、南北の対立が深まる中で「統一は遠のいた」という見方が強まっている。出石直解説委員の解説。出石解説員は「朝鮮半島では、日本の植民地支配が終わったあと、北側はソビエトが後ろ盾となった朝鮮民主主義人民共和国、南側には米国が後ろ盾となった大韓民国が作られた。2年後、北朝鮮が武力による統一を目指して韓国に侵攻し、朝鮮戦争が始まった」などと話した。1953年・休戦協定。1972年・南北共同声明。1991年・南北基本合意書。2000年・南北首脳会談。2007年と2018年にも行われたが統一問題が大きく進展することはなかった。北朝鮮・金総書記は去年末の朝鮮労働党の重要な会議で「南北関係はもはや同族関係ではない。敵対する2つの国家であって統一を目指す相手ではない」と宣言。来週7日には憲法の改正について討議する最高人民会議を予定。韓国を主な敵と位置づけて統一に関する憲法の条文も削除されるとみられている。韓国・尹大統領は新たな統一構想として北朝鮮の人権状況の改善を強調。自由で民主的な国にして南北の統一を実現しようという。韓国政府系のシンクタンクが行った「統一」に関する意識調査を紹介。10年前の調査では、南北統一が必要と答えた人が7割近くいた。年々減ってきて、今年の調査では5割ちょっとまで落ち込んでいる。また世代別でも違いがあり、朝鮮戦争前に生まれは7割以上が統一が必要と答えているが、1991年以降生まれは半分以下になっている。また年齢を問わずに「平和共存できれば統一は必要ない」と答えた人が6割近くに達している。国民総所得は2000年は韓国と北朝鮮の差は約35倍だったが、去年の調査では60倍にまで広がっている。豊かで自由で民主的な韓国と、貧しく独裁政権が続いている北朝鮮が一つになるのは大変なこと。昨日、ソウルでは韓国軍による軍事パレードが行われた。圧倒的な軍事力を見せつけることで北朝鮮の挑発を抑え込むとしている。一方、北朝鮮では核ミサイル開発だけでなく通常兵器も作っていくとしている。出石解説員は「南北対立が深まってる中で、民族の悲願とされてきた統一は一層遠のいたと言わざるを得ない」とコメントした。
アメリカ東部や南部の30箇所以上の港で働く労働者の組合が6年間で77%の賃上げと港湾の自動化技術の停止を求めてストライキに入った。これらの港で取り扱う貨物量は全米の海上輸送の約半分にのぼるとみられ小売業をはじめ幅広い業種への影響が懸念される。シンガポール CNAの番組映像が流れた。経済的な損失は1日あたり50億ドルになるとの試算もあり、雇用を脅かし、物価を押し上げる恐れもある。バイデン大統領は団体交渉権を支持するとしてストライキに関与しないと述べた。
港湾 労働者組合スト 予想される影響は。ストライキを行う東海岸の港は食品・医薬品・自動車など幅広い貨物を取り扱っていて世界の物流への影響も懸念される。アジアでは特にホリデーシーズン向けのおもちゃや木材などアメリカ向けの輸出に影響が出るとみられる。アメリカ国内では商品不足に陥り、低下傾向のインフレ率が再び上昇する可能性も。AP通信は”輸送経路を西海岸の港に移す業者もあるが輸送費は10~20%増加し企業側の負担増”としている。ブルームバーグはストライキが一週間続けば混乱の収拾には1か月を要するとしている。
クラウディア・シェインバウム氏がメキシコ史上初の女性大統領に就任した。クラウディア・シェインバウム氏は就任の宣誓を行い、ロペス・オブラドール前大統領の役割を賞賛し、社会正義とジェンダー平等の政策を約束した。中南米の16人の首脳を前に、シェインバウム新大統領はスペイン国家代表の不在については言及しなかったが、スペインの下院議員数人の出席については触れた。シェインバウム氏は大統領就任まで、準備する時間があったという。6月の大統領選に勝利してからほぼ毎日ロペス・オブラドール前大統領と共に過ごした。シェインバウム新大統領はユダヤ系で高学歴で政治的実績もある。メキシコ左派に属し、ロペス・オブラドール氏に導かれてきた。メキシコには暴力がはびこり、犯罪組織に支配されている地域もある。経済は成長しているが、労働者の半分以上は適切な契約を結んでおらず通貨は脆弱である。ロペス・オブラドール氏は最後まで高い支持率を維持していた。ロペス・オブラドール氏はシェインバウム氏には自由に仕事をさせるとしている。
スペインのある町の広場にいる子どもたちの50年前の映像を紹介。今では町の様子はすっかり変わってしまったという。スペインバレンシア州のサラという町の人口は364人だが、半分近くは65歳以上の高齢者。住民は高齢者が多いが快適に過ごしているという。若い人があまりいないが、選挙で町長に選ばれたのは26歳の若者。サラのマルティネス町長は行政には新しいアイデアを持つ若い人が必要だという。壁となっているのは仕事がみつかるかということだという。介護の人手も不足している。
きょうのお別れの映像はポーランドから。ワルシャワ動物園で小型の鹿「プーズー」の赤ちゃんが誕生した。成長しても体長80センチほどのプーズーは世界最小の鹿と言われる。生まれた赤ちゃんはメスで名前は一般公募した中から選ばれる。南米原産の希少な動物が小さな一歩を踏み出した。
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