渡邊雄太選手が小学校卒業する前に書いた未来の自分に向けた手紙。そこには「NBAに行ってるんですか。慎重は何センチですか。10年後の自分、まだNBAに入っていないなら頑張れ」との言葉が書かれていた。あれから16年、身長206センチ、日本代表の大黒柱となった現役NBA選手渡邊雄太選手。今大会にかける思いは一際強い。先週には「このチームでパリ五輪に行けなかった場合は今回で代表活動は最後にしようと思っている」など話していた。日の丸を背負う現役選手、その原点は。香川県三木町、ここが渡邊雄太選手の出身地。バスケットボール経験者の両親のもとに生まれた。小学1年生から競技に打ち込んだ。母は「風邪を引いても練習に行くっていうくらいバスケットボールが好きな子だった」など話した。練習に明け暮れていた渡邊少年。高校生になると一気に才能開花。