バスケW杯を振り返り、富樫選手は「開幕まで2ヶ月間準備をしていましたが、ほとんどドイツだけを見て練習をしてきたので、ドイツ戦で敗れ落ちるものがありました。けれど、気持ちを切り替えることで、フィンランド戦での勝利を得られたのではないかなと思いました。バスケは試合数が多いスポーツなので、みんな切り替えには慣れている部分があったのではないのかな。実際、バスケは後半18点差となるのは厳しい展開でしたが、僕たちはスリーポイントを多く打つチームなので自信はありました。ベネズエラ戦では、15点差からの逆転は、流れが悪い中で断ち切って自分たちの流れにしたということで、やっぱりトム・ホーバスHCの言うように信じる力があったからじゃないかなと思いました。また、今回は試合、1日休み、そして試合というスケジュールの繰り返しで、夜の試合が多かったので基本的に朝はゆっくり起きていました。また、昼ごはんは渡邊選手と食べに行くことが多かったです。チームの雰囲気は、いつも年の差はあまり関係なく、話しやすい空気でした。僕は、学生時代はチームの先頭に立って声を出すタイプではなかったのですが、自分なりにキャプテンとして良い雰囲気にしたいという思いがあり、パリ五輪の切符をつかめてホッとしている。パリ五輪での活躍も今後目指したいと思います」などと話した。また、