スノーボード・ビッグエアの現世界チャンピオンである長谷川帝勝選手を取材。長谷川選手は世界で唯一4種類の5回転半ができる。長谷川選手は「自分にあるのは努力の才能」などと話し、地道な体作りに励んできたという。長谷川選手の飛躍のきっかけは2年前にソチ五輪代表・角野友基選手からかけられた「ケガを恐れてたら競技人生なんてあっという間に終わる。勝てるものも逃す」という言葉。この言葉を受けて、常に攻めて挑戦する気持ちが強くなったという。そこから1か月後のW杯で初優勝、世界選手権では北京五輪の銀メダリストを下して日本人初制覇を成し遂げた。長谷川選手は「「新しい自分に出会えた。勝ちにこだわらないとやっている意味がない。誰もがかっこいいと思うランで勝つ」などと話した。