きのう自民党総裁選挙に立候補したのは茂木敏充幹事長68歳。政策活動費の廃止に加え増税ゼロの政策を推進すると強調した。1955年10月7日・栃木・足利市生まれ、1978年・東京大学卒業、1983年・ハーバード大学大学院修了、1983〜1991年・マッキンゼー社勤務。33年前、政治家になる前には朝6時半から経済評論家としてテレビ出演。1993年、衆院議員に初当選。当選同期は故・安倍晋三元首相、岸田文雄首相。茂木氏は政調会長や選挙対策委員長といった党の要職を経験。外相、経産相などの閣僚も歴任。2021年・岸田政権下で党のナンバー2「幹事長」に。茂木評には「こだわりが強く人間性に難あり」(ベテラン議員)や官僚が作成した茂木氏と接する際の注意点をまとめた“茂木マニュアル”が話題になったことも。世論調査では1.3%と立候補予定者の中で最下位グループ。一方、立憲民主党の代表選挙は枝野前代表、野田元首相に続き3人目の候補が焦点となっている。再選を目指す泉健太代表はきのう、記者団に「準備中だ」と述べ、泉氏に近い関係者は「ギリギリまで調整が続く場合もある」としている。