フジロックのもう一つの楽しみが大自然の中でのキャンプ。フェスの期間、観客1万4000人がキャンプで生活する。半数が外国人客で、キャンプよろず相談所にはひっきりなしに質問客が訪れる。運営本部ではアーティスト・スタッフ総勢5000人の宿泊・食事・移動を管理。屋台管理や迷子対応なども行う。22名態勢であらゆるトラブルに対応を行うがスマホや無線など連絡手段は入り乱れる。フジロック9年目のサワダさんは5000人分の車両管理、バンドの機材搬入、ケータリング手配などの業務で大忙し。スーパーマルチタスクをこなしている。アーティストケータリングの準備に追われるサワダさんは本部と会場に隣接するホテルを行ったり来たり。ケータリングスタッフからのクレームや道に迷った寿司屋の対応などで多忙を極めた。