フィンガービジョン社長の濃野さん。開発しているのはロボットアームの「手」に当たる部分、「ロボットハンド」。食品の盛り付けなどを高精度かつ高速度に行える。手に内蔵されたカメラで圧力や方向などを認識し、必要最小限の力で掴むことができる。1秒間に60回計算して手のさじ加減を調節。ほかにセンサーはついておらず低コスト。その都度演算されるため、交換不要で様々な食材に対応できる。盛り付け用に特化したのは、そのニーズが最も大きかったから。濃野さんは「盛り付け作業は製造業の中で最も生産性が低い」と指摘する。
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