- 出演者
- 佐々木明子 相場英雄
「“感覚”が宿る最新ロボット」「画像解析だけで“人間の手”を再現」など本編内容を予告。
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- 相場英雄
オープニング映像。
フィンガービジョン社長の濃野さん。開発しているのはロボットアームの「手」に当たる部分、「ロボットハンド」。食品の盛り付けなどを高精度かつ高速度に行える。手に内蔵されたカメラで圧力や方向などを認識し、必要最小限の力で掴むことができる。1秒間に60回計算して手のさじ加減を調節。ほかにセンサーはついておらず低コスト。その都度演算されるため、交換不要で様々な食材に対応できる。盛り付け用に特化したのは、そのニーズが最も大きかったから。濃野さんは「盛り付け作業は製造業の中で最も生産性が低い」と指摘する。
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フィンガービジョン社長の濃野さん。開発しているのは、食品盛り付けなどに使われるロボットアームの「手」に当たる部分。社長はもともとコンサル会社勤務。先端技術を探していたころ、現在は技術担当の山口CTOに出会った。今後目指すのは人間を超える技術。現在までに、人間に近い繊細な技術を実現。
フィンガービジョン社長の濃野さん。海外展開を目指すにあたり、「海外が真似できない難しいところを目指す」「ヒューマノイドロボット分野において、手先を使う動作は研究がまだ進んでいない」など話す。
フィンガービジョン社が去年から吉野家と共同開発中、食器の洗浄工程を自動化するロボット。現在は従業員が1つ1つ手作業で洗浄機に入れているが、ロボットの導入で人手不足解消につながる可能性。
フィンガービジョン社が新たに開発中、コネクターをさす作業を自動化するロボット。わずかな抵抗や感触でささったことを判断できる。データセンターなどで需要があると見込まれている。今後は医療や介護の分野、さらに宇宙分野にも展開していきたい考え。
番組はTVerで配信。
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フィンガービジョン社長の濃野さんにインタビュー。好きな漢字を「志」「道」「歩」とし、「志に向けた道なき道を一歩一歩、力づくで進んでいきたい」など話した。