円安の影響などもあり稼げると話題になったワーキングホリデー（通称「ワーホリ」）。しかし今、思うように働けない日本人が増えているという。オーストラリア・メルボルンでは、生活に困っている人に無料で食料などを配布している場所に物資を求めに来る日本人は、去年に比べ倍増しているという。オーストラリアでは、ことし6月までの1年間で過去最高となる1万7000人超の日本人がワーホリのビザを取得したが、英語が母国語の国々からも多くの若者が来て競争率が増加、英語力が劣る日本人の職探しが不利になってきているという。去年ワーホリを利用しオーストラリアに来た女性を取材。オーストラリアは日本と比べ物価が高く、食費を抑えるのにも苦労するという。