進化を続けるAIだが、その開発競争は今後どうなっていくのか。アンソロピックが「ミュトス」を発表すると、OpenAIも「GPT5.5サイバー」という高性能のAIモデルを限定的に提供し、対抗する姿勢を鮮明にした。OpenAIを率いるサム・アルトマン氏はアンソロピックのダリオ・アモデイ氏について“過度に危機感あおり性能を誇示”と牽制した。イーロン・マスク氏が率いるスペースXも“AIシフト”加速。スペースXは先週ナスダック市場に株式を上場した。AIに対する期待から過去最大の約750億ドル(約12兆円)調達。また、アンソロピックとOpenAIは株式を新規に公開する意向を示した。資金の争奪戦となっている。アンソロピックもOpenAIもひとまず採算を度外視した先行投資で市場の主導権を握ろうとしている。長期的に資金を回収しようとしていて、一度リングに上がると簡単には降りられない構図となっている。
