高知市を訪れた森枝シェフら。田野屋銀象さんが作っているのは高知の伝統的な製法で作る塩。海水は地面を掘った場所で汲む。ハウスの中の木箱に海水を入れ、太陽の熱でゆっくり乾かしていく。その際1時間に1度は混ぜなければ塩のばらつきがでてしまうという。シェフの好みに合わせ、作る塩の種類は約200近く。魚料理のために作られた塩「Ginzo Salt -Fish-」は濃いめの味付け。肉料理のために作られた「Ginzo Salt -Meat-」は硬さが違うという。「Ginzo Standard」は野菜用。野菜を飲み込むのといっしょに溶けていくような塩に仕上がっている。