オフィス家具メーカー大手のイトーキがAIによる分析で生産性を定義し可視化する研究を始めた。今日、イトーキが発表したのが職場での生産性をAIの技術を使って解き明かすという研究。タッグを組んだのはAI研究の第一人者、松尾豊氏が技術顧問を務める松尾研究所だ。イトーキは、これまでもデータトレッキングと呼ばれるオフィス内での従業員の動きを把握するサービスや個人へのアンケート調査に基づいて生産性を高める働き方を提案。そして今回、新たにウェアラブル端末による睡眠時間などの生体データやメールやチャットなどのやり取りをオンライン上のデータとして追加した。ゆくゆくは照明の明るさや机の高さといった生産性の向上につながるオフィスのレイアウトをAIで提案していきたい考えだという。
			
