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「JAあぐりタウン げんきの郷」 のテレビ露出情報

実りの秋に、愛知県阿久比町では人気のお米を作る農場がある。農業法人 千姓はつづき農場とよばれていて、新米の出荷におわれていた。自慢の新米の人気の秘密は、春に花咲くレンゲソウにあった。土の中にすき込まれたレンゲソウが肥料となる。阿久比町のブランド米のれんげちゃんは独特の甘みと強い粘りが大人気。このお米には思いが込められている。昭和60年に阿久比町の農家が環境に優しい農業を目指そうと生まれたという。社員は11人。平均年齢は28歳で農業を目指す若者たち。転職組も数多くいるという。社員以外でも近隣から通うパート従業員がおよそ50人。子育て中の女性も働いている。田植えなどの農繁期には地元の福祉施設に協力を依頼している。様々な雇用を生み出すつづき農場。自然の中で生まれ育った都築さんは、小学生から高校まで、サッカー一筋だったが、農業を継ぐことは考えていなかった。考えが変化したのは親元を離れ首都圏に大学に進学してから。農業体験をして、面白さを知ったという。しかし後を継ぐ頃には若者の農業離れが進んでいた。その農地を買い取り、管理維持していき、発展させる必要があると述べた。
農業の衰退に歯止めをかけたいと、農場の規模を拡大。こうした取り組みが評価され、今年3月に日本農業賞大賞を受賞した。都築さんの妻佳世さんと女性スタッフがダンスを踊っていたが、農業に若い世代に興味を持ってほしいと動画を撮影していた。撮影した動画はすぐに編集。その担当は広報の豊留さん。農場の楽しさを色々な形で発信している。農場では一般参加のイベントも数多く企画している。この日は田植えの体験会が開催。都築家は子育ての真っ最中。子どもは3人いて、この日の夕食は炊き込みご飯。その炊き込みご飯を届けるのは社長の実家。父の重信さんは農業法人を立ち上げた。
毎朝一番に出社するのは社長の都築さん。スマート農業を目指していて、新しい機械も導入した。肥料の散布はドローンを使用しているが、千枚以上ある田んぼの管理はすべてパソコンで管理している。つづき農場で働く社員の大半が、農業未経験者。米班のリーダーの大山さんは農業未経験者。鹿児島県喜界出身で、愛知県内の大学に進学し、卒業後にそのまま入社した。大山さんは今年からリーダーとして、田んぼの水の管理を行っている。米作りと一緒に野菜を栽培している。ブロッコリー畑に芸術系の大学を卒業した新人が。赤間向日葵さんは絵を描くこと意外に農業をしてみたいと、思っていたことを思い出し飛び込んだという。小松菜畑には、転職組の1人が。横浜育ちの井藤さんは東京の大学を卒業後貿易会社で働いていた。今では若手社員をまとめる立場だという。
つづき農場は去年に、新事業をたちあげた。任されたのは妻の佳世さん。毎朝5時に自宅近くの加工場で、自社の農産物を使った加工品の生存販売を行っている。その作業の合間子どもたちは学校へ。製造したものはJAの農産物の直売所へ。これらの加工品のブランド名は草木を逆にしたきさく。どれも人気だという。加工品販売はつづき農場を知名度をあげるとともに、大きな収入にもなっている。芸術系の大学出身の赤間さんは宣伝になればと商品のイラストを描いた。

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