昭和の時代、DCブランドが大流行。Dはデザイナーズ、Cはキャラクターズを意味し、デザイナーの名前がブランド名になっているのが特徴。デパートに長蛇の列ができるほど社会現象となった。10代の頃、ファッション雑誌「Olive」の読者モデルだった男性がインタビューに応じ、「DCブランドといってもカジュアルに着れた」などと振り返った。また、コシノミチコがデザインした「MICHIKO LONDON」のコンドームは人気を博した。バブルが弾けるとDCブランドブームは一段落し、ストリートファッションが主流となっていった。