卵子凍結は若い時に卵子を凍結保存し将来の妊娠・出産への希望を高めるというもの。具体的に卵巣から卵子を採取、マイナス196℃の液体窒素タンクで凍結保存、妊娠を望んだタイミングで解凍して体外受精、受精卵を子宮に移植という流れ。金額は医療機関によって幅があるが全体で30~100万円ほどかかるとされている。今回の保険は受精不可能な場合に費用を補償。卵子1個あたり最大2万5000円補償。LIFE BANKという凍結卵子の保管サービスを手掛けている会社で卵子凍結した場合は保険が付帯保険として加入できるという。38歳までに採卵された凍結卵子が対象で35歳以上は保険料割り増し。LIFE BANKと既に契約済みの場合は現状の保険料(卵子1個あたり1万円/年)から追加負担なし。住田弁護士は「妊娠・出産が他の事と両立できるという社会の後押しというか社会全体が変わらないといけないと思う」等とコメントした。