あすは東日本大震災から15年。福島県富岡町の美容室「Mist」を訪問。6歳のときに母が開業した美容室。しかし第一原発事故で避難。17年に避難が一部解除すると母は美容院を再開。現在は神奈川に自宅があるので営業は月に十日ほどだが予約でいっぱい。福島第一原発からおよそ10キロの富岡町は今も帰還困難区域。今は生活の拠点を神奈川県にうつしたが毎月富岡町に通う母の背中を娘はみてきた。そして神奈川県で美容師となった。母の美容室は変わらない温かさがあるので思い入れがあるのでふるさとを失いたくないと娘はいう。富岡町で働きたいと母への思いがある。原発から帰ってきて近所の人に心無い言葉をいわれたが娘たちにそれを見せなかった母、母がふるさとを守り抜いてくれたことが娘にとっては特別と涙を流す。母にとっても美容室は特別な場所。今では娘も毎月富岡町にかえる。常連は小学生の娘をしる人もいる。毎月帰る中感じた課題は富岡町が解除になったときに戻ってくる人が少ないという。街にもどってきたのは6%で、そのなかに娘の知り合いはいない。震災から15年。娘は震災、津波で影響をうけて爆発、絶対安心はない、最悪の事態をかんがえなくてはいけないと経験して考えたという娘は悔いが残らないよう過ごしたいといういう。震災後変わらないのは桜のトンネル。復興のシンボルとして富岡を離れた人も戻って来る。
住所: 福島県富岡町
