パリにある街角のマンガ喫茶に密着。6月1日(土)。小学5年生の2人が父親に連れられてマンガ喫茶にやって来た。時間制の料金や飲み放題のドリンク、日本のマンガ喫茶に似ている。店にあるのはすべて日本のマンガ。小学5年生の2人が選んだのは「いけないこと、しよ?」「よつばと!」。フランスではマンガは左から読むため、最初は読み方がよく分からなかったという。「SPY×FAMILY」のマンガを読んでいた女性2人組はバスで5~6時間かけてマンガ喫茶へやって来た。フランスではマンガ喫茶が珍しい存在だそう。午後3時すぎ、背の高い男性がやって来た。男性は東京から帰ってきたばかり。彼女に会いに行っていたという。午後4時すぎ、片隅でパソコンを使う男性が。男性は日本語が話せた。男性はフランスのマンガ出版社で働いていて、息子たちがマンガ喫茶で遊んでいる間、仕事をしているという。男性が一番好きなマンガは手塚治虫の「火の鳥」。日本のマンガは子どもだましをしないストーリーが多く、ちゃんと人間的なキャラクターが描かれているなどと話した。