NHK ONEニュースから記事を紹介。いま、がん治療に欠かせない放射線治療が地域の病院で受けられなくなるケースが出てきている。山梨県在住の男性は直腸がんステージ4、肺にも転移が見つかり、治療を続けている。痛みを和らげるため放射線治療が必要となったが、地元の市立病院ではその放射線治療が受けられないと告げられた。理由は装置の老朽化。この病院では15年前に治療装置を導入したが、老朽化が進み不具合が相次いでいた。装置を更新すると6億円、一方で病院の経営状況は厳しく、やむなく治療休止を決めた。そこで男性は放射線治療のため自宅から30キロ離れた別の病院に通うことになった。こうした状況は周りの病院にも広がっており、山梨大学医学部附属病院では、放射線治療を受けるために訪れる患者が急増している。そのため2か月待ちというケースもあるそう。専門家は放射線治療休止の動きは全国的に広がっていると指摘している。
