戦争・平和関連番組を編成し世界に向けてメッセージを発信している。番組を紹介。梶矢文昭さんはがんが見つかり手術を控える中で子どもたちへの特別授業を引き受けた。「A Final Lesson: Atomic Bomb Survivor Kajiya Fumiaki」は広島放送局が制作した番組の英語版。元々、小学校の教師をしていた梶矢さん。証言活動を開始したのは退職間際の50代の頃。30枚近くの紙芝居を作り、自らの被爆体験を語ってきた。6歳のとき、爆心地から1.8キロのところで被爆。姉はその場で亡くなった。梶矢さんは今回の授業に対し想像力という言葉を大切にしようと考えた。そこで特別なものを授業に取り入れることにした。授業の最終盤、梶矢さんは子どもたちに語りかけた。授業で伝えようとした平和への想いに迫った。