- 出演者
- 伊藤海彦 斎藤希実子 田中美都
オープニング映像が流れた。
きょうは池田さんに変わって斎藤希実子さんが出演する。今週の解説者は高橋祐介さん。
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- 池田伸子
全国の気象情報を伝えた。
「3時台 イランの核問題」「3時台 老舗物語 江戸切子」「4時台 べらぼう えなりかずきさん」「5時台 食べて乗り切る夏 スイカ」などのラインナップを伝えた。
「5時台 食べて乗り切る夏 スイカ」にちなみ今日のテーマは「スイカの思い出」。高橋さんは祖母からスイカのタネを食べるとお腹から芽が出ると言われて怖かったことが思い出と話した。
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- スイカ
番組ではトカラ列島の地震を巡るメッセージも受け付けていると紹介した。能登半島・東日本大震災の経験も募集している。
東京消防庁によるときょう都内では午後3時までに9歳から97歳までの計74人が熱中症の疑いで救急搬送された。この内40人が中等症、34人が軽症だという。東京消防庁はこまめに水分補給することや室内で適切に冷房や扇風機を利用するなど対策の徹底を呼びかけている。
東京・大田区羽田のterminal.0から中継。羽田空港旅客ターミナルを運営する会社勤務の兼重さんは「ターミナル0は空港の課題を解決するために作られた実験場。いまは36社の企業が参画をしていて、ともに働きながら実証実験を行っている」などコメント。1つ目のクイズ「保安検査場のストレスを解消し快適に通過できるための工夫とは?」が出題された。正解は香り。保安検査場プロジェクトの大場さんは「香りを用いてリラックスをしてもらおうということで化粧品会社さんと一緒に活動している」などコメント。続いて空港のラウンジを再現した場所へ。アパレル会社の川口さんは「この赤い機械はどんな便利な機能があるでしょうか?」というクイズを出題。正解は洋服専用の圧縮機械。兼重さんは将来の羽田空港について「ここで行った実証実験を羽田空港への導入を目指している。羽田に導入されて、それを地方の空港だったり海外の空港へ展開していくことを目指して活動している」などコメント。
今日のミニ番つまみぐいは「ネット動画最前線」。
猫のチマキちゃんのある姿が1400万回再生の大ヒット。深夜2時、違和感を感じた飼い主がカーテンに視線を向けると、チマキちゃんが直立。だんだん伸び上がり1歩歩いた。飼い主によると、人間には聞こえない物音が聞こえたか、目には見えない何かを見ていたという。普段のチマキちゃんは元気いっぱいで、立つのは割と得意。だが長く立って伸びていたのはその時だけ。
東京で開かれたとあるファッションショー。顔の部分はわんこのとうふくん。動画へのコメントで「とうふくんの困り顔がかわいい」などがあった。飼い主によると、とうふが段ボール好きですぐ入るので、それをママが担いでジャケットを羽織っているという。
立ち上がる猫のチマキちゃんは、最近体が大きくなり二本足で立つことはあまりしなくなったという。
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今回は「日本100年遺産〜未来へ贈る老舗物語〜」を紹介する。取り上げるのは「江戸切子」。
舞台は東京・葛飾区堀切。この地は江戸時代から行楽地として賑わいを見せてきた。堀切には大正12年創業、ガラス製品を100年以上作り続ける工房がある。この工房で作られている「江戸切子」は芸術性の高い工芸品。現在は7人の職人が江戸切子の技術を受け継いでいる。江戸切子は出来上がったガラスに模様を刻み込む技術で、外側の色のガラスと内側の透明なガラスの二層構造になっている。一人前になるには10年は必要とのこと。模様の多くは江戸時代から受け継がれている。江戸切子は2002年には国の伝統的工芸品に指定された。江戸切子は天保5年にガラス問屋がガラスの表面に彫刻を施したことが始まり。明治に入るとガラスの需要が増えて隅田川沿いにガラス工場が増え、地場産業として発展した。その中の工房で働いていた清水直次郎は大正12年に独立し、当時の墨田区にガラス工房を創業した。しかし戦争の時代に突入し、職人の多くが出征。出征した職人は1人も戻らなかった。工房は残された数人の職人と再開。若い職人を集めて技術をつないだ。そして高度経済成長期に入るとガラス食器の需要が増加し、工房は賑わうようになったという。
スタジオに江戸切子が登場。模様の1つ1つに意味があるとのこと。「七宝」という柄は「永遠」や「調和」を意味する。「矢来」は「魔除け」。「菊」は「長寿」を表している。
清水三千代さんは突然3代目を継ぐこととなったが、梱包用の紙箱の発注先も理解できていないのが現状でだった。さらに、2008年にはリーマンショックにより更に売り上げが低下することとなった。職人はリストラせず、両親のための製麺保険を解約して給料の原資にしていたという。その中で食器ではなくエレベーターを飾るための江戸切子の依頼を受けたという。それは東京スカイツリーのデザインであり、隅田川の花火をイメージした江戸切子となっていた。この仕事をきっかけに大手企業からも依頼が来るようになったのだといい、職人を志す女性も昔に比べて増えているのだという。7人のうち5員が女性の職人となっていて、江戸切子の技術を引き継いで次の世代へ伝えている。清水さんは職人として働きたい女性が増えてきているので、働きやすい環境は作ってあげたいと話した。
江戸切子の中には若い世代の作ったものおまるのだといい、色が控えめで立体感を引き出した作品も見られる。職人が独立する様子も見られ、現在は100人のうち2割が女性であるとともに女性でも働きやすい環境整備も進められている。「日本100年遺産」はNHK WORLD-JAPANで放送されるだけでなく、ホームページなどでの配信も行われる。
スイカの思い出についてメッセージを募集。埼玉県の視聴者からの「スイカの思い出。50数年前幼かった私は母に連れられスーパーに買い物へ。美味しそうなスイカが当時は丸ごと積まれていましたた。母はもう少し安くなってからねと食べたそうにしている私にいいました。いまでもスイカの時期になると思い出します。スイカを叩いて食べ頃のものを選ぶ技も懐かしい」というメッセージを紹介。宮崎県の視聴者からの「小学1年生の夏休みに祖母と2人で電車を乗り継いで宮崎からおばのいる熊本まで旅行しました。おばが井戸水で冷やしてくれたスイカの味を今でも覚えています」などメッセージを紹介。広島県の視聴者からの「子どものころのことですが、赤いスイカと黄色いスイカはあるのに青いスイカはないのかという疑問を持った私。かき氷の青いシロップを中心部をくり抜いた半球状のスイカに入れたが、結果は確かは黒みがかった紫色に」というメッセージを紹介。
10月から始まるNHKの新しいインターネットサービス「NHK ONE」。NHK ONEは同時・見逃し配信や番組関連情報をインターネットでいつでもどこでも利用できるサービス。受信契約のある方は追加負担はない。サービスはウェブサイトやアプリで提供。NHKプラス、ニュース・防災、for Schoolの3つのアプリは新たなダウンロードが必要となる。現在NHKプラスを利用の方にはスムーズな移行方法をご案内。
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