- 出演者
- 向井一弘 池田伸子 志賀隼哉 田中美都
オープニング映像が流れた。
コメンテーターの小宮智可さんらが紹介された。
東日本・北日本では大気が不安定となっている。
全国の気象情報を伝えた。
「3時台 世界の”トランプ”は」「4時台 連続テレビ小説 あんぱん キャスティング裏話」「5時台 音楽家 久石譲さん ”今も勉強”」「3時台 魔性の難問 リーマン予想」などのラインナップを伝えた。
今日のテーマは「いくら聞いても分からないこと」。小宮さんはブラジルに赴任した際について、ポルトガル語を理解できなかったことを振り返った。志賀さんは数学という。鹿児島・十島村の地震に対してのメッセージも募集していく。
ポーランドではナブロツキ氏が大統領選に当選した。ナブロツキ氏はアメリカのトランプ大統領の自国第一主義を支持。EUとも対立する姿勢を見せている。ブラジルの前の大統領のボルソナロ氏も自国第一主義を押し出している。アルゼンチンのミレイ大統領は経済学者。チェーンソーを持ちパフォーマンスをした。アルゼンチンは、深刻な経済の落ち込みが続いていた。物価は一時4倍ちかくまで上昇。ミレイ大統領の改革で改善傾向にある。なぜ経済危機だったのか。左派の大統領の多くが国民の人気を得るために公務員を増やし行政サービスを拡大するなどばらまきとも言われる政策をとってきた。国の財政は悪化。国際的な震洋がなくなり通過ペソ安がすすんだ。輸入品の価格などが上がり、ばらまきを行い、悪循環になった。負のスパイラルを断ち切るために、ミレイ大統領が取り組んだのは、肥大化した財政支出を抑えるというもの。
ミレイ大統領は財政支出を抑え、経済を再生する政策をとった。ミレイ政権は、国家規制撤廃・変革省を設置。小さな政府とすることで、財政支出を抑える狙いだ。18の省庁を8とした。政府職員など4万人以上を削減した。郵便事業への民間の参入を認め、牛肉の価格統制を廃止するなどの政策を展開。経済の自由化を促した。財政支出は27.5パーセント削減。2010年以来初の財政黒字化した。行政サービスが低下していると不安の声も上がっている。ダニエラ・ロメロさんは20年近く行政機関に勤務。今年2月解雇通知が届いたという。社会開発省で、社会的に弱い人達を支えてきた。しかし社会開発省は削減対象となった。社会的弱者が追い込まれるのではないかとダニエラさんは考えている。
改革を支持する声もあるが、職に困る現状もある。財政黒字の影響や、高いインフレが劇的に改善されたことに対する評価の声もある。アルゼンチン国内で大雨による被害が発生。被災者支援が十分に行き届かなかった。国立科学技術研究評議会のフランシスコ・ロンガ研究員はアルゼンチンの国民と有権者がいつまでミレイ大統領に賛同していられるかは不明だという。アルゼンチンのトランプと呼ばれるミレイ政権は、最新の調査では支持率が下がってきている。世界的に右傾化や保守化が進んでいる。自国第一主義、移民排斥などの主張をしているトランプ大統領。世界経済の先行き不透明感が漂っているので、自然なことだと小宮智可さんが言う。ベネズエラやシリアなどから、大量の移民が詰めかけたことで移民を受け入れていた国では、ナショナリズムが高まりやすくなった。排他的な自国第一主義は、持続的な成長の妨げになる。負の側面に目を向ける必要がある。
今日から向井一弘アナがニュースーンに参加。
- キーワード
- 函館(北海道)午後LIVE ニュースーン
今日は「時をかけるテレビ」から。取り上げるのは「NHKスペシャル 魔性の難問 リーマン予想・天才たちの闘い」。リーマン予想は「素数」の謎の解明に迫ったもの。リーマンは「ゼータ関数」のグラフを立体化し、グラフの高さが0になる場所を「ゼロ点」とした。リーマンはひとまず4つの素数についてゼロ点の位置を調べると、4つのゼロ点が一直線上に並んでいることが分かった。
イギリスの数学者のゴッドフレイ・ハーディーとジョン・リトルウッドは共同で約100本の論文を発表し、斬新な切り口が評価されて数学界に君臨した。2人はリーマン予想の証明を最大の目標に掲げた。ハーディーが1914年に発表した論文はリーマンが示した直線上に無限に多くのゼロ点が存在することを証明。しかしハーディーの証明は直線上以外にゼロ点が存在する可能性を潰しきれていなかった。2人はやがてリーマン予想を否定するようになり、リーマン予想の証明から目を背けた。
81歳のジョン・ナッシュ博士はリーマン予想の最大の犠牲者の1人。ノーベル経済学賞の受賞者としても知られるナッシュ博士は自らの能力の全てをかけてリーマン予想に挑んだ。やがてナッシュ博士はリーマン予想についての講演会の日を迎えたが、その時既に博士の精神は打ち砕かれていた。それは統合失調症の前兆だった。
ナッシュ博士の挫折以降、数学界にはリーマン予想を敬遠する空気が広がっていた。こうした中であえてリーマン予想に挑み続けているのがルイ・ド・ブランジュ博士。これまで3度にわたり証明完了を宣言しているが、その度に根本的な間違いが見つかり、オオカミ少年と揶揄される中でも研究を続けている。
静岡市・北街道商店街にあるしずおかのひみつという店では街が違って見えるようになるというカプセルがあるという。カプセルを開いてみると「まちにあるたくさんの看板の中から 自分の名前の文字を見つけて 写真に撮ってみよう」とのミッションが。齋藤湧希さんは「はやき」という名前を探すために商店街の看板を必死に探す様子を見せていた。やきとりの「き」など名前3文字を見つけることが出来た。他にも「まちで一番古い建物を探してみよう」などとっつきやすいものが多く並んでいる。店主の井上泉さんは同じ街でも違う視点を持って見てみると非日常になったりぜんぜん違うように見えてきたりすると紹介している。街のことをテーマを変えて語り合うイベントや江戸時代を妄想しながら静岡市内を歩くイベントなども開かれている。街を変えるよりも自分の視点を変えていくことで楽しめるようにしたいのだという。
齋藤さんは自分の名前を看板で探すというチャレンジについて、「や」の看板は学生服メーカーのものだったが、店舗を拡大する前の母体となった店だったなど、企業が大きくなる前の様子を見ることが出来たと振り返った。店主の井上さんはカプセルトイから街歩きのミッションを提案するだけでなく、自分たちで街の視点を楽しむ試みも行っている。
募集テーマは「いくら聞いても分からないこと」。視聴者からのメールを紹介。B’z「ultra soul」のかけ声がハイなのかヘイなのかいくら聞いても分からない。アイドルグループのメンバーと楽曲が覚えられない。メカに弱いのでインターネット関係が分からない、ネットのことは子どもにお願いしている。エアコンのつけ時と切り時が分からない。
- キーワード
- B’zultra soul
ドキュメント72時間の番組宣伝。