6人が1つの議席を争う東京7区。裏金問題から1年。渋谷区と港区にまたがる激戦区を取材。涙の敗戦から1年余り。有権者と笑顔で握手を交わすのは参議院議員を3期務め東京五輪担当大臣などを歴任した自民党の丸川珠代候補。前回2024年の衆院選では裏金問題が発覚し、大逆風を受けて大敗。今回の選挙戦では一転して高市総理の人気による追い風を受けている。丸川氏と互角の激しい戦いとなっているのは中道改革連合から出馬した前職の松尾明弘候補。松尾氏は前回は立憲から出馬して丸川氏に3万票以上の大差で当選した。しかし、今回は新党の中道改革連合。「立憲」と書かれた票は無効となる見通しで、どこまで中道の知名度を広められるかもカギとなる。公明党との相互支援でも「2つの党が一体化するにはまだ時間がかかる」と打ち明ける。高市政権のアクセル役を辞任する日本維新の会から出馬したのは総務省出身の渡辺泰之候補。与党の自民と維新が真っ向勝負。去年の参院選で躍進した参政党からは両親と写真館を営む石川友梨香候補が出馬。この選挙区で最年少の29歳。演説では子育て支援など若い世代を意識した演説で支持を訴える。国民民主党が送り込んだのは東京都議会議員を2期務めた入江伸子候補が国政進出を目指す。去年の参院選で初めて議席を獲得したチームみらいからは元IT会社の役員で党の政調会長を務める峰島侑也候補。去年出馬した参院選ではなかった選挙カーが導入された。国政政党の中でチームみらいは唯一、消費税の減税に反対の立場をとり、社会保険料の削減を優先するべきだと訴えている。
