名古屋でシステムエンジニアとして働く31歳のKitaさん。2年半前にNISA口座を開設し資産を615万円から800万円に増やした。今も毎月、手取り20万円のうち11万円を投資にあてている。投資資金を捻出するためには日々の節約が欠かせない。たちん4万3000円、固定費が2万2000円。食費などは2万5000円ほどに抑えている。食事は3食自炊。昼食は毎日パスタと決めてまとめ買いをしている。生活費を抑えてまで投資を続けるのは将来的に年収が上がることに期待できないと感じているからだった。Kitaさんが主に購入しているのはアメリカや世界全体の株価指数に連動する投資信託だった。Kitaさんは30代のうちに資産を3000万円台にまで増やしたいと考えている。NISAは株や投資信託などで得た利益が非課税になる制度。いまでは国民の4人の1人にあたる2800万口座が開設されている。ファイナンシャルプランナーの深田さんは手元に資金を殆ど残さず投資にまわす人が目立ってきていることを危惧している。投資のために生活を切り詰める人が集まる交流会を取材。7月から月に2回開かれ参加者が増えているという。19歳のユウさんは、大学に行くより高卒で4年早くもらえる年収を全部NISAをに入れちゃえば資産収入で勝てるかもしれないなどと話した。ユウさんは親が用意していた大学進学のための資金を元手に投資を始めた。実家暮らしをしながら工場で働き収入はほとんど投資に回している。ユウさんの資産総額はこの2年半で1000万円を超えた。しかし資産が増えるにつれて仕事へのモチベーションは失われていったという。
