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「NTT社会情報研究所」 のテレビ露出情報

京都大学で仏教を研究する熊谷誠慈教授は、インドやチベットなどの古文書から仏教の歴史と思想を紐解いている。並行して今、取り組んでいるのが仏教の知恵を搭載したAIの開発。その名も「ブッダボット」。2000年以上前のブッダの教えが記された経典を翻訳し学習させた対話型生成AI。熊谷さんが仏教の意義を模索する中で生まれた。18代続く寺に生まれた熊谷さん。多くの寺で檀家の数が減る今、仏教はどう役に立てるのか住職兼研究者の立場で考えたという。現代の大規模言語データで経典に記された仏教の思想を解釈することで、悩みを解決するヒントを提供したいと考えた。そのコンセプトは仏教が盛んな国々でも注目され、来年にはいち早くブータンでの試験運用が予定されている。開発が始まって5年。ブッダボットは進化を続けている。今、熊谷さんがコミュニケーションの研究者と一緒に挑戦しているのが言葉の感情表現から煩悩を見つけ出し活用すること。仏教ではさまざまな心の働きが定義されている。その中でも苦しみを引き起こす、よくない働きが煩悩。注目したのは私たちが何気なく使っている擬態語などから煩悩を推定し悩みを解決する答えを生成しようという。従来のブッダボットはあるべき関係性を説いたが、機能を加えた方は相談者の内面に着目したアドバイスをした。どちらのアドバイスがより悩みを効果的に解決するか、今後実験していくことになった。現時点では公開されておらず、今後もユーザーテストなどを続け開発を進めていく。

他にもこんな番組で紹介されています…

2024年4月6日放送 18:56 - 20:54 テレビ朝日
池上彰のニュースそうだったのか!!池上彰ニュース解説SP 世の中こんなに変わっていた!!
チャットGPTを会話相手・相談相手として使用している人などもいる。しかし中にはマインドコントロールされてしまう事例もある。ベルギーではAIとの会話に没頭し恋をしてしまった男性が命を絶つ事件が発生した。また学習データの偏りなどが原因で生成AIが性別や人種の差別を引き起こすことや犯罪に利用されることも問題になっている。チャットGPTは犯罪目的の回答を拒否する仕様[…続きを読む]

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