代々木体育館で3日間に渡り開催されたNEW ENERGY TOKYO。そこで行われていたのが大丸松坂屋百貨店が運営するファッションサブスク「アナザーアドレス」が主催するファッションデザインコンテスト「roop Award 2024-2025」。洋服は全てアップサイクルされたもの。プロとアマの2部門に分かれ、総勢95人のデザイナーたちが制作。2万票を超える投票を勝ち抜いたファイナリスト20人の作品が、この日最終審査を受けていた。洋服は大量生産大量廃棄が問題になっているが、レンタルサービスで良い服を長持ちさせることで環境に貢献できるビジネスモデルの構築を目指している。このコンテストは、お客様から思い入れのある服を寄付してもらい、それを学生やプロのデザイナーに作品にしてもらい、コンテスト形式で披露するものとなっている。今回作ってもらったアイテムは全てアナザーアドレスで春からレンタルすることができる。審査員として参加した篠原ともえは「日本人の原体験の中にモノを大切にするという思いが元々あると思う。その気持ちに気づくキッカケにこのアワードがなればいいなと感じている」などとコメント。