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「ONIGIRI SUN」 のテレビ露出情報

関東の早場米の産地として知られる千葉・柏市では「ふさおとめ」の新米の収穫が始まっていた。注目の価格は税込で4298円だった。スーパーの侭田由美店長は「問屋さんは価格が下がることはないかもと言っていた」と話していた。全国のスーパーで販売された米の直近の平均価格は5キロ当たり税込みで3542円と2週ぶりに値下がりしたが、依然高止まりは続いている。
小泉農水大臣は増産と価格の暴落を防ぐために輸出を拡大する方針を打ち出している。実際に輸出の拡大は可能なのか、アメリカロサンゼルスを取材した。ロサンゼルス近郊にある日本米にもこだわっている寿司屋では連日、地元の方で予約満杯になっているということだ。店で出す米もネタもほとんどが日本産。日本食のブームを追い風に2019年に比べ、コメの輸出額は5年間で2.6倍に拡大したが、政府は2030年の輸出量をさらに8倍に増やす目標を掲げている。一方、ロサンゼルスで人気の日本産の米にこだわるおにぎり店では販売するおにぎりの値段が、ほとんどが日本円でおよそ1000円となっている。お客さんの評判もいいようだが、店長によると日本産米は価格競争力の面で課題があると指摘している。
輸出といえば避けて通れないのが関税だ。新潟で米の卸売輸出も手掛ける豊永さんによると、以前はアメリカ向けが7割を占めていたが「現在は様子見」と語っており、アメリカへ輸出予定だった米は全てフランスやUAE、南アフリカ、オランダ、モルディブなど別の国へ輸出することになった。政府が掲げる輸出の拡大については「国によって規制が違うので安定するまで5年かかった。輸送費も平気で3~4倍にあがる。そこら辺に手を打たないと輸出なんて伸びない」と訴えた。

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