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「OpenStreetMap」 のテレビ露出情報

これまでの沖合からの調査では、暖かい海水が海にせり出した棚氷に向かって流れ込み、氷がとけ出していることまでは分かっている。第66次南極地域観測隊・原田尚美隊長たちは、南極観測船「しらせ」で棚氷の近くまで向かい、現状を調査。氷がとけ出すさらに詳しいメカニズムと、将来への見通しを明らかにしようとしている。原田隊長は「(海水面が)何m上昇していく可能性がるのか、正確な数字で示すことができれば、水没するところ、都市計画も含めて計画していけるようになる。一番遠いところにある大陸だが、もうひと事ではない。自分ごとになってくる」と述べた。地球温暖化で変わり始めた南極大陸。今回の観測隊には、生態系や大気中の二酸化炭素・アイスコアと呼ばれる氷の層などの研究者と、それを支える技術者などさまざまな専門家が参加。原田さんが隊長を任されたのは、多様な人材が集うチームをまとめる資質を見いだされたから。観測隊で3回隊長を務めた本吉洋一さんは、原田隊長とも南極で一緒に活動した経験がある。本吉さんは「全体としてコーディネートする意味では、原田さんは非常に適任かなと思う」と語った。
命の危険を伴う極地で、100人以上を束ねる第66次南極地域観測隊・原田尚美隊長は、「とにかく楽しむ!!」との目標を掲げた。多様な専門家がそろうチームだからこそ、意見の違いを楽しむことで、一人一人の長所が生きると考えている。原田隊長たちは現地時間の5日夜、オーストラリア・フリーマントルに到着し、南極観測船しらせに乗り込んだ。注目のトッテン氷河の観測は、来年3月に行われる。

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