千葉県流山市にある小学校のPTA。今も精力的に活動しているが、実は今年度いっぱいで解散することを検討している。模索しているのは、保護者の負担を減らし地域の人たちとともに子どもたちを支援していこうという枠組み。中心となるのが教育委員会から委嘱された地域コーディネーター。昨年度から務めている志賀えりさんは、これまでのPTAの役員の役割の一部を担っている。学校の依頼に応じてボランティアを募り、活動のスケジュールなどを調整。行事などの際には地域の人に依頼できるため保護者の負担は減った。志賀さんは、PTAが解散されても子どもたちの支援を続けられる手応えがあるという。