2024年12月5日放送 4:05 - 4:15 NHK総合

視点・論点
PTA経験を「宝」に ママ落語家の挑戦

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オープニング

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(視点・論点)
PTA経験を「宝」に

あしかけ13年PTAに携わった落語家・三遊亭あら馬さんがPTAについて話す。現在、PTAは日本PTA全国協議会からの脱退や、各校での解散などの動きがある。PTAの入会は任意だが、新米保護者はよほど勇気があって断れる人でなければ役員になっ てしまう。PTAは学校でまかないきれない部分を保護者がサポートするが、すべてボランティアで行うため負担は少なくない。PTA加入は任意だが、PTA活動に参加している人はそうでない保護者に不満がたまり、不公平という認識が生まれてしまうのがPTA最大の闇となっている。あら馬さんは広報委員で問題を感じたため、会長になったという。PTAを経験して良かった点は教員に保護者と認識され子どもの情報を得やすくなることなど。しかし、「仕事を休んでまでPTAに参加しろ」という権利はないため運営の難しい点だったという。

キーワード
PTA日本PTA全国協議会

あら馬さんはPTA会長1年目は前会長の仕事をなぞり、2年目に「少子化に向けた専門委員会」の後世人数削減、会費・繰越金の見直しなどを図った。一日でノルマ達成できる「運動会の受付」「発表会の保護者誘導」などの係を毎年お願いするシステムを構築、みんなに気軽にやれるPTAを目指した。また、退会届制度も整備した。ただ、PTAには昔からのOBが関わっているので制度を変えるだけで5年かかったという。そこで、あら馬さんは会長が引き継ぎ時に口を出さないようにし、それ以降PTAは会長にあわせて変わっていったという。「PTAは必要か?」という疑問について、あら馬さんは「地域住民の意見として必要ない、というなら解散してしまっても構わない。ただ、貴重な機会ととらえて経験してもいいのではないでしょうか」と話した。

キーワード
PTA孫子
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