ネット銀行のPayPay銀行がバブル並の金利を発表。メガバンクの普通預金金利は年0.1%。PayPay銀行は、円普通預金と米国ドルの普通預金の両方に預け入れた場合、預金金利を2%にすると発表した。仮に金利が2%で円と米国ドルでそれぞれ50万円ずつ預けた場合、月の金利はおよそ1225円となる。ドル預金運用にはリスクもある。50万円を預け入れした場合、円安の場合は約1.7万円増加するが円高の場合は約1.7万円減少してしまう。みずほリサーチ&テクノロジーズ・酒井才介は「一般の人から良いと思う水準。ただし為替の変動リスクがある」と語った。メガバンクも単純に2%になるわけではないが顧客獲得競争が激化するので、高い金利を提供する商品が出てくると経営戦略として預金金利の引き上げを見直す動きはあるかもしれない。そういった中、ネット銀行に異業種が相次ぎ参入している。NTTドコモはdスマートバンク、提供は三菱UFJ銀行。高島屋は高島屋NEOBANK、提供は住信SBIネット銀行。JR東日本はJRE BANK、提供は楽天銀行。新規参入が相次ぐ理由については、他業種側は総合的サービスの提供で顧客の囲い込みを強化するというメリットがある。銀行側は業種の垣根をこえた新規顧客の掘り起こしのためだという。
住所: 東京都新宿区西新宿2-1-1
URL: https://www.paypay-bank.co.jp
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