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「Radar Rat」 のテレビ露出情報

2018年、ロンドンのオークションで落札された瞬間に作品がシュレッダーで裁断された作品がバンクシーの名前とともに世界的に話題となった。この作品が日本に初上陸した。この作品が見られるのは六本木森アーツギャラリーで開催中のテレビ朝日開局65周年記念「MUCA展ICONS of Urban Art〜バンクシーからカウズまで〜」である。MUCAとは現代アートを収蔵展示するドイツミュンヘンの美術館である。今回は15点以上のバンクシーの作品を展示している。バンクシーはイギリス出身でステンシルアートなどを用いて風刺的な作品を残す正体不明のストリートアーティスト。バンクシーはなぜ作品をシュレッダーにかけたのか。作品の価値への執着に対する風刺と考えられている。アーティストの意向とは関係なく吊り上がるアート作品の価値とアート市場の商業主義化に対する強烈なメッセージだと言われている。作品には1億5000万円の価値があったがシュレッダーの事件を踏まえて値段が吊り上がり何十億の値段がついている。バンクシーの有名な作品、Love is in the AirやBarcode Shark、Arielなど風刺の効いた作品が揃っている。
Radar Ratもバンクシーの象徴的なアイコンである。英国ではねずみは忌み嫌われる存在で現代の問題に対する批判を表現していると言われている。RATを組み替えるとARTのダブルミーニングになっている。難民キャンプにいる女性によって作られたものと密入国あっせん業者が難民に配った浮力が全くないライフジャケットである。事故で役に立たないライフジャケットで歓迎の文字を描いている皮肉である。他にも日本初公開を含む60点以上の作品が楽しめる。

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