五郎島金時の産地は、砂丘が多いことから、昔は不毛の地と呼ばれていた。サツマイモ栽培が始まったのは江戸路時代。ある農家が薩摩の国を訪問し、種芋を持ち帰ったのが始まりとされている。昭和20年代にはスプリンクラーを設置し灌漑設備を整えた。サツマイモ生産者の河二さんは大阪の大学卒業後サツマイモ栽培を始めた。転機となったのは阪神・淡路大震災の時、地元の復興を手助けするために五郎島金時を物資として送ろうと準備したが火が使えない避難所ではイモの調理ができず止められてしまった。そこで自家製の焼き芋作りを始めた。さらに能登半島地震が起きたときには支援物資として焼き芋を届けた。金沢市にあるリストランテ・スギヤマでは五郎島金時といった地元の食材を提供している。杉山さんは新作メニューのために河二さんのもとに訪れ食材を調達した。
住所: 石川県金沢市野町1-2-43
URL: https://ristorante-sugiyama.com/
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