今日のゲストは日本経済新聞コメンテーター・梶原誠さん。SAABの株価上昇はアメリカの財政悪化、ヨーロッパそれから世界が米国向きで国防を迫られているという事実を映してる。アメリカの財政悪化がアメリカの軍事力を制限しつつあるというのが非常に重要なポイント。アメリカの債務は膨張してきた結果、利払い負担が増えて今に国防費を超えつつある。トランプ大統領にしてみれば軍人より債権者のほうが存在感が大きくなるというターニングポイント。債権者は一体誰かというと外国で3番目にアメリカ国債持ってるのは中国。中国は仮想敵国としてではなくて大口債権者としてや利払いを確実にするために国防費を削ってくれということを揺さぶりをかけることができる状況になる。SAABの株高を追っていくと地政学リスクからアメリカの財政悪化、アメリカの覇権というところまでいく深い話。