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「サファイアスカイエナジー」 のテレビ露出情報

原料となる廃食油を装置に通し、加熱や蒸留を行う。沸点によって最終的な性質が変わり、廃食油の場合は中間の温度帯のものがSAFになる。100リットルの廃食油から85~90リットルのSAFが精製できる。仮に航空燃料の全てをSAFに置き換えた場合、二酸化炭素の排出量は約8割削減されるという。しかし実際は航空燃料にわずかな量を混合するにとどまっているとのこと。全日空や日本航空などは2030年には燃料の少なくとも10%をSAFに切り替える目標を立てている。ただ定期航空協会によると、現在のSAFの価格は従来の航空燃料の3~5倍だという。日本航空の幹部はSAFの価格が高いことを懸念し、国産SAFの重要性を強調している。特に廃食油を効率よく集める仕組み作りが純国産SAFのポイントだという。SAFの利用は海外でも行われており、EUでは今年1月から燃料の一部にSAFを使用することが義務化された。日本では家庭で出る廃食油の9割以上が廃棄されており、家庭から回収する取り組みも徐々に始まっている。日本航空ではスーパーの利用客に廃食油が1L入るボトルを配り、店舗に設置された回収ボックスに持参してもらうという取り組みを行っている。サファイアスカイエナジーの西村勇毅COOは「SAFは原料の奪い合いになっているのでいかに自分たちで直接回収してくるかが大事」などと話した。

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