米国中西部にあるウィスコンシン州は1988年以降、民主党が勝利してきたが2016年にトランプ氏が勝利して以降、激戦州に。リアルクリアポリティクスによる最新の支持率もきっ抗している。ジャーナリスト・増田ユリヤが訪れたのは州内にある名門ウィスコンシン大学スタウト校。1891年創立、約7000人の学生を有するこの大学で活動する保守派の学生団体を取材した。この学生団体は共和党・トランプ氏を支持。CNNが先月末に発表した35歳未満の有権者の支持率ではハリス氏に12ポイントリードされているトランプ氏。若い世代の支持はハリス氏優勢と伝えられる中、彼らがトランプ氏への支持を訴える理由はトランプ氏の政策実績。この団体が力を入れているのがウィスコンシン州での有権者登録。地元を離れウィスコンシン州で暮らす学生の中には有権者登録を以前暮らしていた州のままにしている人が多くいる。この団体は激戦州であるウィスコンシン州での有権者登録を学生に促しトランプ氏へ投票を募っている。更に増田は最も重要な激戦州と呼ばれるペンシルベニア州も訪れた。ここでは大統領選の大きな争点となるかもしれない教育を巡る問題を取材した。