STTAは大量の水滴を瞬時に吸水できるスポンジでふきとった水滴は垂れることがない。絞るとすぐに吸水力が復活し、そのため乾燥を逃すことがなく繰り返し使用可能。これを製造しているのはアイオン。工業用品から家庭用品まで幅広い吸水スポンジを製造している。アイオンの開発担当者の真野稔正さんはkenmaに依頼した理由は他商品との差別化が難しく、使用してもらわないとその良さを発揮するのが難しかったという。今井さんはアイオンのどの部分に着眼したのか?には祖父ラスという素材が面白いと感じたという。ソフラスは業務用しかなく生活者用の商品でローラー形状のものを使ったことがないというのをアイオンが言っていたので生活者向けのローラー形状で商品を考えてみようと思ったのがスタートだという。その吸水量の珪藻土の3倍。またkenmaと手を組むことでデザインだけでなく作った商品を世に広めるか、一緒にやってくれるのも大きなメリットだという。kenmaの哲学は企業のフラッグシップ。クライアントの代名詞となる新たなシンボルを生み出すことだという。今井さんは依頼が多いのはものづくりの企業。日本のものづくり企業は技術はすごいが、そのままでは世の中に求められるものではないが切り口を変えるだけで新しい価値になるという。またアイディア出しについてはボツになることが基本的に多く、どのプロジェクトも全員で考えるようにしていてそのなかでも100個のアイディアを出してもボツが多く、クライアントにはボツにされることがあまりないと答えた。