鳥取・米子市に住む名越さんは作業療法士の早川さんと2人組ユニットを組んでいる。。高校2年生のとき脳出血で倒れた名越さんは、後遺症で左半身はまひし言語障害などが残った。その中で希望となったのが音楽だった。音楽経験のない名越さんだったが、病院で働いていた早川さんのギターを弾く姿を見て自分も弾いてみたいと思った。名越さんに音楽のセンスを感じた早川さんは、片手で演奏できるカホンという打楽器を勧めた。自由に動かせる右手で、どんな曲でもリズムを取ることができる。さらに名越さんはコーラスやアレンジにも挑戦。2人は家族や友人を招いてミニライブを開いた。名越さんは、音楽活動を行いながらリハビリのため病院に通い続けていて、まひをしている左腕や足も少しずつ動かすことができるようになってきたという。