シニア世代のお客さんで満席状態なのは、東京・荒川区に去年7月にオープンしたシニア向け食堂「つなぐ荒川食堂」。もともとお弁当の配送業者が休憩室として使っていた場所を間借りし、週に2回昼食を提供。人気の理由をウォッチング。この日のメニューは、具だくさんみそ汁と小鉢が3品ついて300円。食堂運営しているのは、地元に住むシニア世代のボランティア。区からの補助金もあるため、この値段で提供することができる。安くておいしい昼食だけが目的ではない。91歳の佐久間サイ子さん、1年ほど前から毎週この食堂へ通っている。5年ほど前に外で転倒し、右手と右脚に大きなけがをしたこともあり、家に引きこもりがちだったという佐久間さん。夫は29年前に亡くなり、以来ずっと1人暮らし。あまり手の込んだ料理も作れなくなっていたところに、オープンしたシニア向け食堂の存在がありがたいという。ある日、食堂の厨房をのぞくと佐久間さんの姿があった。ここに来ればみんながいる、おなかも心も満たされるよう。
次にウォッチングしたのは、横浜市の商店街にある「TABIMA」。人気のシニア向け食堂だが、なぜかそこには小さな子供の姿が。
次にウォッチングしたのは、横浜市の商店街にある「TABIMA」。人気のシニア向け食堂だが、なぜかそこには小さな子供の姿が。
住所: 神奈川県横浜市神奈川区大口通17-2