春巻きツアー2軒目はTARO’s。こちらはワインバルだが、フードメニューの一番人気は日替りの春巻き。母体が寿司店なので旬の魚介類を仕入れており、それに合う野菜ととともに進化系春巻きが日替りで考案されているそう。食事を待つ間久松知博が用意した「春巻きの歴史」のVTRを小泉孝太郎が見る。1200年代の元王朝の時代、羊肉などを小麦粉の生地で包んで揚げた「巻煎餅(ギュンヂンペン)」が原型とされており、漢民族へ広まった「春餅(チュンピン)」と合わさり春巻きが誕生したという。「春巻き」の春は春野菜を巻いて食べることに由来する。日本では大正時代に一般的な惣菜として親しまれた。この日のTARO’sの春巻きはホタテとオリーブと春菊の春巻き。ペアリングはスペイン産スパークリングワイン。小泉が「蒸し料理だからこそ素材が全部生き生きしている」と絶賛。進化系春巻きは東京だけではなく、北海道や大阪などにも広がりをみせているそう。
住所: 東京都中野区丸山2-20-1