1975年、ブロードウェイで初演以来、世界中で愛されてきた傑作ミュージカル「コーラスライン」。新演出版となって今月上演。最初で最後の日本特別公演。オーディションに挑むダンサーたちの人生を描いた群像劇。最終オーディションに残ったメンバーは17人。ダンサーたちは演出家・ザックから最後の課題を渡される。ダンサーたいてゃ自分の人生を語りながらオーディションに挑んで行くストーリー。今作で演出家・ザックを演じるアダム・クーパーは「人々が何を求めているかを明確に理解しているキャラクターです。ザックの新たな一面を見せたかった」などと語った。新演出版の「コーラスライン」。オリジナル版との違いは演出家・ザックが舞台上に登場すること。これまでオーディションのシーンでは舞台上に姿を見せず声のみで出演したが今作では視覚的に演出家・ザックの存在感が強調されている。これまでオーディションシーンでは客席から指示を出していたザックがステージに登場することでダンサーの苦悩や挫折が浮き彫りになり舞台全体のドラマ性が深まっている。ミュージカル「コーラスライン」チケット絶賛販売中。