一般社団法人TEKITO DESIGN Labの代表理事である蛭子彩華は、大学時代に発展途上国のベースオブピラミッド層の人に向けて、ビジネスの力で問題にアプローチしていくという話に感銘を受けた。蛭子は仲間とともに社会問題をビジネスで解決する団体「適十塾」を立ち上げ、バングラデシュの人々に布わらじを教え、作ったものを日本で販売した。しかしわらは希少価値が現地では高いと判明し、蛭子は素材をTシャツの端切れに変更し、布製のルームシューズを作った。蛭子は2016年に団体を法人化して「TEKITO DESIGN Lab」を設立し、職人たちをサポートしている。