刺繍家・吉元れい花さんは若かりしころ、日劇ミュージック・ホールのダンサーとして活躍。結婚を機に刺繍を始め、およそ35年にわたり刺繍家として活動している。吉元れい花のワンモーメントは「糸が動き出す時」。刺繍は原子的で命の鼓動を感じるという。22年に岡本太郎賞を史上最年長で受賞した。