ケガを乗り越えて勝ち取った涙の銅メダル。初出場で銅メダルがかかった卓球・女子シングルス3位決定戦に臨んだ早田ひな選手は、「痛くて試合ができなくてボロ負けしても、コートに立つことに意味があると思って頑張っていた。」と話す。準々決勝でラケットを持つ左腕を痛めた早田選手は、試合の5分前に痛み止めを打って臨んだ3位決定戦で見事に銅メダルを獲得。観戦していた山下健二郎さんは「本調子ではない中での銅メダル。すごい勇気をもらいました。」と話していた。銅メダルの涙から3か月、11月の「WTTファイナルズ福岡2024」で復帰を果たした早田選手は、あさってTリーグで今シーズン初めてのベンチ入りをする。早田選手の思い描く4年後とは。早田選手は「あと4年しかないと思っていて、思いっきり自分の卓球をぶっ壊して、違う早田ひなとして、この4年間をプレーしていきたい。」と語った。