先ほど帰宅ラッシュを迎えた東京・新橋の駅前の温度計は17℃を観測。全国の3割以上の地点で最高気温がこの秋最も低くなった。中でも気温差が大きかったのは東京都心できのうは最高気温29.9℃と真夏日に迫る暑さとなったが、きょうは一転、朝よりも日中に気温が急降下。午後4時の気温は16.9℃と、きのうより10℃以上も大幅ダウン。冷たい雨はあすも続き、予想最高気温が17℃となっている。都内の商店街も秋への支度に大慌て。東京・大田区の洋服店を訪ねると、ようやく秋物が売れそうな涼しさとなったのに秋冬ものの入荷をストップしていたことが裏目に出た。青果店も急な秋に困惑。例年1個約300円の梨を今年は約400円で販売するなど、猛暑の影響で秋の味覚が高値になっている。きょうのような涼しさは果物の生育にはよいというが、寒くなると果物に手が伸びにくくなるという。都心はあさって以降は晴れ間に恵まれ、気温も25℃前後で推移。次の3連休は絶好の運動会日和となりそう。
住所: 東京都大田区大森西6-11-20榎本ビル