愛媛県鬼北町の奈良川緑地公園にやってきた。今回の案内人はニット帽がよく似合う鬼北町役場・企画振興課の早川優子さん。また見た目が全然ゆるくないことからSNSでも話題になったこともある鬼北町のゆるキャラ「鬼王丸」もいた。鬼北町には鬼伝説があり、「鬼王 段三郎」という大男がいたという。インパクトのある名前だが全国的に知名度が低く訪れる人が少ないとのこと。町を歩いていくとシャッターには鬼のウォールアートが描かれていた。全国からデザインを募集して、選ばれた本人が自ら制作したという。店の外壁や倉庫のシャッターなど、町内12か所で楽しむことができる。道の駅には高さ5mもある巨大鬼王丸があった。10年前に町のシンボルとして建てたところ、思いがけない御利益があったという。すぐ近くの宝くじ売り場から7億円が出たことがあるとのこと。さらに道の駅では鬼にちなんだ様々な商品が並んでいた。中でも特に人気を集めているのが鬼グルメで鬼灯を使用したソフトクリームとなっている。最後に訪れたのは早川さんイチ押しのお店で、そこにいた松崎さん夫妻は20歳に脱サラして喫茶店をオープンしていた。2人の人柄に惹かれ、今では地域の憩いの場になっている。そこではキジ肉が出されたが、鬼北町ではおよそ30年前からキジの飼育に取り組んでいるという。現在では年間2万羽を飼育しており、地元の祭りでは「ジャンボキジ鍋」が無料で振る舞われるなど鬼と並んで町のシンボルに育てようとしている。そこで「キジ鍋」「キジ飯」を食べていった。
ここからは町のPR動画「まちブイ」の出演者を決めるオーディションとなる。まずはオーディション第1グループとして松澤さん親子と同じ高校に通う高田貞治さんと清水咲さんの2人。その2人は保育所からずっと一緒だったという。方言を広めたいということでまずは「おっとろしや」が「驚いた」であることを話した。また「いっちきち みちきち もんちきち」は「行ってきて 見てきて 戻ってきて」とのこと。次は松澤美治佳さんで3代目日本一の鬼嫁だと言い「愛ある鬼嫁コンテスト」で7年前に優勝したという。松澤美治佳さんが叫び、娘・美愛海さんも叫んでいった。さらに清水咲さんも叫ぶこととなった。
続いてオーディション第2グループは地元のボディビルチームに所属する3人と高校の吹奏楽部でトロンボーンを吹いている山岡さん。鬼の町ということで鬼滅の刃「紅蓮華」をトロンボーンで吹いていった。トロンボーンは無限の可能性を秘めていると話した。ボディビルチームの3人は宮崎景介さんがチームのポロシャツを着ており、今はシーズンオフで増量する時期とのこと。そして3人はボディビルを披露していった。さらにロバート秋山は山岡篤弘さんに顔へ鬼のメイクをして「ブルー鬼王丸」と名付けた。
続いてオーディション第3グループとして鬼北町を拠点に活動する「ダンスチーム広蓮」が登場。5人でダンスを披露していった。そして第2グループの宮崎景介さんも呼び、ポロシャツダンスを披露していった。
最後にオーディション第4グループとして高校で演劇部に所属している重川奈々さんと3年前から移住しキジの飼育員として働く大村怜さんがやって来た。大村怜さんはキジが好きすぎてキジの格好をしていた。そしてキジが砂浴びする動作を演じてロバート秋山は追っかけ立ちしていった。ここで重川奈々さんとキジになった大村怜さんを戻そうと即興のミュージカルを披露した。
全ての審査が終了し、結果は全員合格となった。ロバート秋山は次からは厳しくしていこうと話していた。