ミカンやイヨカンなど柑橘で知られる愛媛県だが、将来ミカンが取れなくなるという危機感に揺れている。背景には令和2年尾生産量が和歌山県に抜かれる2位に終わったことがあり、温暖化の影響で2100年には温州みかんは取れなくなることも懸念されているという。そんな中で、新たに温暖な環境でも生産が可能な河内晩柑を「misho」というブランドとして展開することに。ユズが人気を集める中で、河内晩柑も海外で人気を博すのではないかとの期待の中で、海外に向けて名前も新たに考案されたのだという。関係者とともに中村時広知事もフランスに向うことに。マクロン大統領トのパイプを持つステファン・ラヤニ氏が来れば大きな追い風となることが期待される中、商談会には有名シェフが様々な料理づくりに挑戦する様子を見せた。バイヤーからもメインでもデザートでも色んな料理に使えるという声が寄せられていた。そしてパリで扱われる約40％の食材が扱われるランジス市場でもmishoを売り込んでいくが、ここにはラヤニ氏も足を運んでくれた。ラヤニ氏も好感触を抱いていて、mishoの宣伝を約束してくれた。mishoは柑橘王国を救う鍵になるのか勝負は始まったばかりだ。