日本テレビのマスターはニュースや情報番組は生放送の映像やスポーツ中継などのメディアやCM、テレビで放送されている全ての映像がマスタールームで放送されており、ネットワーク局に映像を送信している。また番組やCMが正しく放送されているか、放送運行データを基に24時間監視している。災害や事件の際の特番対応もマスターで行 るものは大きくわけて2つ。一つ目は生放送番組はニュース、情報番組、スポーツ中継。収録番組は世界の果てまでイッテQ！や1億人の大質問！？笑ってコラえて！などの収録番組。他にもBS、CS、TVer生配信などがあげられる。これら全ての番組を集約し放送をコントロールしているのが今回取材するマスタールーム。モニターの数が多いがこれは日テレNEWS24、ジータス、地上波放送があり一番右がTVer。監視という業務をしているスタッフは全ての放送が事前に組まれたスケジュール通りに流れているのかを実際のOAと放送データを比較して監視しているという。
放送データはマスターは自動で動くための必要なデータのこと。放送データを作る上で必要な資料があるというがイベントデータを入力しているという。それが間違っていないかを確かめる。Qシートという放送データのもととなる資料は、本日のこの番組の場合、午前5時55分にスタート。開始から8秒後に字幕、解説のロゴが入るなどと指示が書いてある。このよう1本の番組の情報開始時刻からCM入り、CM明けの時刻、放送終了時の時刻がかかれたものがQシート。複数の部署からのデータをまとめ、放送データは完成。マスターでは放送データに従い自動で番組やCMを放送。放送データ通り番組が放送されているか24時間監視している。それを見守っているのがフロア責任者のマスターディレクターというフロア責任者。災害放送時は特に大変になるという。次に収録番組のテープが集められたデータのエリアを紹介した。