AIエンジニア・安野貴博のチームと開発したのが「zero選挙×生成AI」ネットの声を見える化ブロードリスニング。選挙戦がスタートした今月15日から4日間でSNSのXに寄せられた衆院選や選挙に関する投稿を収集し3万8056件をAIが分析した。似たような意見を近くに寄せて色分けしている。選挙活動と有権者の関心、選挙区の選択肢と候補者への不満など、それぞれのタイトルもAIが声の傾向を解析して自動的につけた。地図の中には選挙カーの騒音問題というエリアもあり通話やライブ配信中に選挙カーが通りかかると場所が特定される可能性があるため注意が必要であるというSNSならではのユニークな意見も見られた。また白票の意義と影響に関する議論では自分の選挙区の候補者に対して不満を持ち白票を検討しているという意見もあった。今回のブロードリスニングで対象にしたのがXに投稿された声。世論調査のような幅広い声を拾っているわけではなく、あくまでネット上の議論であることには注意が必要。また誹謗中傷などは自動的に取り除く処理をしているが、投稿された声をAIが分析しているため間違いやフェイクをそのまま反映してしまうということがある。「zero選挙」は27日夜7時58分から生放送で伝える。