- 出演者
- 鈴木奈穂子 博多大吉(博多華丸・大吉) 博多華丸(博多華丸・大吉) 近藤泰郎 安部みちこ 内田有紀 滝沢カレン
本日は、これまでの放送を再構成して放送する。
数々の喜びや悲しみを味わってきた黒柳徹子、加賀まりこ、風吹ジュンに、みなさんから頂いたモヤモヤや悩みを40代の出演者がぶつけてきた。
「好きな鍋物は何ですか?」と聞かれると、黒柳徹子は「母が変わっていて鍋をしたことがない。すき焼きは良くしましたけど…」、加賀まりこは「ありません。猫舌なんで」、風吹ジュンは「湯豆腐」と答えた。
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- 湯豆腐
「30代~40代の過ごし方は…?」という質問。加賀まりこさんは30代を目前に未婚のまま妊娠し、産むことを決意。子供を産んで責任持って愛情を注いで育てるという普通のことがしたかったという。お子さんは生まれて7時間で亡くなってしまったが、普通に憧れても小さくまとまるだけなので、憧れるのはよそうと思ったという。加賀さんは40代に「ここからですよね。自分のことを振り返っても45.46歳のころっていい仕事してるもの。だからいい仕事もっともっとしてください」と語った。
黒柳徹子さんは30代を前に過労で倒れ仕事ができなくなった。そんな時医師から「自分の好きなことだけやって生きていくんだね」と言われたのが支えとなった。
風吹ジュンさんは40歳で離婚し2人の子供を育ててきた。風吹さんは「苦労はしているもの」と考えていたという。風吹さんには自分より大切な子供という存在がいるが、何かを守ることが生きる力につながるという。
華大の2人は35で東京に出てきたが、周囲の全員から「今更」と言われた。大吉は華丸が「行きたい」と言うから仕方なくついてきたという。
「今 欲しいものは…?」という質問に、風吹ジュンさんは「時間。なんでも時間をかけちゃう」、加賀まりこさんは「何もない。物欲はどこいっちゃたんでしょ、ってぐらいない。更年期が始まったら何の興味もなくなった」、黒柳徹子さんは「パンダのかわいいぬいぐるみとか。本当にほしいものは平和ですかね。子どもが泣いているのは見たくない」と答えた。
「年齢を重ねるごとに不安 どうすれば…?」という質問に、黒柳徹子さんは「あんまりないですね。芸能界はいくらでもくらべられる。人と自分を比べないことが大事」、風吹ジュンさんは「精神とか魂とか愛情は衰え知らず。自分を鍛えるといいかな」、加賀まりこさんは「些細な日常を楽しむのをやっている。美味しいラーメン屋を見つけるのも好き、マージャン番組を探すのも好き」と答えた。
「息子はこだわりが強いが、心優しく友達思いな誠実な子。悲惨な事件のニュースが流れるたびに腹を立て、悪いことをするやつは死ねば良いとキツイことばになる。どのように伝えれば?」という視聴者の質問に、黒柳徹子さんは「その子と話し合うことが必要」。風吹ジュンさんは「会話をして考えてもらいたい」、加賀まりこさんは「大好きだよと抱きしめる」と答えた。
「今まで生きてきた中で二度と経験したくないことはなんですか?」という質問に、黒柳徹子さんは「戦争ですね」と答えた。「窓ぎわのトットちゃん」の続編を書き下ろしたが、自身の戦争体験を詳細に綴っている。黒柳さんは駅で兵隊さんを見送る時に、スルメの足を一本くれたことを喜んでしまったが、その行動で兵隊さんが「頑張って戦おう」と思って死んでしまったら自分の責任になると、今でも後悔しているという。
黒柳さんのベースには子供時代の戦争体験が残っているが、平和活動をするなかで、戦争で親を亡くした子供は「自分がいい子じゃなかったから死んでしまった」と自分を責める子が多いという。黒柳さんは「窓ぎわのトットちゃん」の続編をいまの子どもたちに向かって描いたという。
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- 窓ぎわのトットちゃん
「結婚しないことはダメですか?」という質問に、黒柳徹子さんは「私も結婚してないのでダメだとは思いませんよね。そんなにみんな人がひとりでいると寂しいと思うのかしら。旦那さんがいたって寂しい人もいるでしょ」、加賀まりこさんは「結婚なんてしてもしなくてもいいわよ。分かり合えるなんて傲慢」、風吹ジュンさんは「考えてみればみんな一人。一人で生きた人の時間の過ごし方、勉強の仕方などがある。自信を持って」と答えた。
内田有紀は「人に期待しがちな40代じゃないですか。ついつい相手にキツイ言葉を言ってしまう日がある。相手に投げたあとは反省するしかない。先輩たちの実践しているのを聞くと、安心して年を重ねていこうと思えるので、やりたいです」とコメント。
エンディング映像。
NHKスペシャルの番組宣伝。
4月からリニューアルする「ニュースウォッチ9」&「サタデーウォッチ9」の番組宣伝。